さわの平凡な日常

普通の主婦の普通の日々をなんとなく。

コンプレックスについて

米倉涼子さんが脚にコンプレックスを感じている」という話、聞かれましたか?ネット記事読まれましたか?

まさかあの御御足がコンプレックスだなんておばちゃんは驚いたよ∑(゚Д゚)!

でもね、コンプレックスというのはそういうモノかもしれないのでそんなお話です。


自分の中の納得いかない部分なんてあって当然だし「あ、素敵」と思う人やモノと自分が掛け離れていれば「自分のこういう所がこうなら良いのにな」という気持ちが出て来るのは何らおかしな事では無いですよね。だから、他人がとやかく言う話でも無いし、理解し合うモノでも無ければ、きっと理解し合える事では無いのでしょう。例え同じ所にコンプレックスを感じていても、こう在りたいという理想の形も同じとは限らないしね。

だから、あの米倉涼子さんにだって

「あの人みたいな脚ならもっと良いのに」

と思う憧れのモデルさんがいたりするんでしょうね。何と人間らしい事か!


私は米倉涼子さんと一緒で脚にコンプレックスを感じています。一緒なのはあくまでもコンプレックスの部分だけなのが非常に残念ですが、次元が違いすぎるのでその他の事は忘れましょう。

学生の頃私の中で"あの子みたいな脚が良いな♡"と思っていた友達がいました。脚が真っ直ぐで膝下が長くてバランスも綺麗。小柄だけどスタイルの良い感じがすごく好みで特に脚は"ワタシ的Best脚"だったんです。その彼女がある日、

「私さー、さわみたいな体型になりたいねん。肩幅が狭くて華奢で良いなー♡」


え(´⊙ω⊙`)

何という事でしょう!"Best脚"を持つ彼女がその脚をさしおいて私の肩に注目をしていたとは!これは超予想外の出来事。

確かに、私の肩幅は広くは無いです。でも、自分でそれを誇りに思った事も無ければ、何だったら善し悪し以前に肩にフォーカスして想いを馳せた事も無かった。そんな肩に注目されていたなんて…良かったね、私の肩!

私の肩同様に彼女は自分の脚の事は考えた事が無かったと言っていました。あんなに素晴らしい脚なのになー(ㆀ˘・з・˘)

お互いに不思議な両思いに笑った覚えがあります。

まさに無い物ねだり。自分のコンプレックスなんてこんなもんだし、他人のコンプレックスなんてそんなもんなんですよね。


ちょっと話は変わりますが顔が『こけし』に似ている、と言われている友達がいます。お察しの通りこけしっぽい薄いお顔立ちなのですが、彼女は自分の顔にコンプレックスを感じる!と、いつもとても濃い顔の男性の事を好きだと言い、濃い顔の男性とお付き合いしていました。どの彼も『テルマエロマエ』の映画に出られそうな感じ。

その彼女の結婚相手は、歴代ナンバーワンに濃い顔の男性でした。その昔濃い顔の事を"ソース顔"と言ったものですが、

いや、コレはもはや"ソース"だ(´⊙ω⊙`)

失礼ながらそう思いました。

それにしてもこんなに濃い顔の人よく見つけたなー。日本語の話せるイタリア人あたりを探した方が簡単だったのでは?と、次から次に失礼な事を思った結婚式でしたが、掛け合わせられて濃度が適当になったのか彼女はそれはそれは可愛い女の子を産みました。

私が結婚式で初めてご主人を見た時に『ソースだ』と思った事も言ってあるので、

「この子の為にも私にはソースが必要やってん♡」と変なのろけ方をしてくれるこけしちゃんです。


他人のコンプレックスをどう思うかはひとまず置いておいて、人それぞれ色んなコンプレックスがあるもんだ。やっぱりコレですね(●´ω`●)

皆んな違って皆んな良い!