さわの平凡な日常

普通の主婦の普通の日々をなんとなく。

ダンゴムシ

子供ってダンゴムシ好きですよね〜。

今の時期、特に雨の後はワンサカ出て来るおかげで…気がつけば大量のダンゴムシを手に乗せて

「お母さーん!ほら♡」

ってね。


「ほら♡」じゃないよーー( ̄▽ ̄;)!!

という日常。


あまりにも毎日ダンゴムシと戯れる子供達。少し前に、こんな絵本を見つけたので買ってみました。

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その名も「ぼく、だんごむし」

題名の通り全く裏切り無く、ダンゴムシについて詳しく書かれています。ダンゴムシって超身近な虫なのに、意外とその生態は知らないですよね?毎日会う近所のおじさんの経歴くらいの距離感かしら。よく知ってるのに知らない( ˙-˙ )


本の内容としては、ダンゴムシの意外な食習慣、どんな風に暮らし、どういう風に大きくなっていくのか、そしてどの様に繁殖するのか、どう越冬するのかetc。詳しく、でも優しくダンゴムシが語る感じで書かれていて、何だか親近感が湧くんです。絵のタッチはリアルさを残しつつも大人が読み辛いほどにリアル過ぎる事も無く、ちぎり絵や切り絵も駆使されていてちょっとホッコリ感のある感じです。そして読み終えると


飼いたくなります٩( ᐛ )و


何でしょうね。不思議な感情でした。

当然、子供達も「飼いたい!」と言うので飼ってみる事にしました。

ケースは100円ショップで購入して、土とダンゴムシを投入。以上(`_´)ゞ

こんなに手軽に飼える生き物がかつて他にいただろうか?と思うくらいに簡単です。

そして飼ってみると…コレが可愛いの(●´ω`●)

いやぁまさかダンゴムシにこんな感情を持つ日が来るとは!ですよ。さすがに私自身が虫を飼った事が無い初心者だし、繁殖されると手に負えない気がするので4匹ほどの飼育に留めています。しかし4匹だとですね、何とダンゴムシでも4匹の見分けがつくんです!

生き物の飼育とはそういうモノなのかしら?!

大体のダンゴムシは日中は土に潜って行くのですが、1匹だけずっと葉っぱの上で寝泊まりしているコが居たりします。自然界では超危険行為ですが飼育しているといつでも見られるのでとても有難いし可愛い♡
「自然界に帰ったらちゃんと隠れるんよー」
もう謎の母性ですよ( ̄▽ ̄;)


と、まあ、こんな感じで楽しく飼育しているのですが問題点が一つ。

外ではあんなに日中もよく見かける彼等ですが、基本的にダンゴムシは夜行性です。なので、餌を食べたり動き回ったりする最もアクティブな時を子供達が見られないのです。

子供がこんなん食べるかなぁ〜と、野菜の切れ端やパンを置いておくとちゃんと食べてはくれるのですが…

「昨日の夜食べてたよー。」

という母の報告だけで、まだ一度も置いた餌のお食事中を見た事の無い子供達。

深夜に真剣にご飯を食べるダンゴムシもなかなか可愛いので、出来れば子供にも見せたいのですが、その為に深夜まで起きて待つっていうのも違うしね…残念だけど仕方ない(-_-;)

日中に落ち葉を食べている姿は見ているのでそのウチいつか見られると良いなぁ〜と思いつつ、深夜のお食事の様子は私一人で眺めています。

しかしですね、深夜に一人ジッとダンゴムシの食事を見守るおばさん。何となく妖怪っぽいよね( ̄▽ ̄;)


妖怪"見守りばばあ"


こんなところでしょうか(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎


手軽で楽しいダンゴムシの飼育。

ご興味があれば是非。