さわの平凡な日常

普通の主婦の普通の日々をなんとなく。

カモーーン!!

我が家には今年5歳になった息子がおります。

5歳の息子が秋を迎えるという事は…

そう、七五三です。

数え年でされる方も多い様ですが、我が家は去年も何もしなかったのでいよいよ今年こそは!な、七五三。

なのにすっかり忘れてて気がつけばもう11月( ̄▽ ̄;)

慌てて息子の着物を作りました。

"慌てて作る様なものじゃないランキング"

があったとすれば、"子供の着物"ってかなり上位に食い込みそうですけどね(´-ω-`)

ま、仕方ない。だって忘れてたんだもの♡

ここまで読んで、

「レンタルじゃなくて着物作るんだ〜」

って思われた方もいらっしゃいますよね。ですよね。今の時代、子供のレンタルの着物って相当な数ありますものねー!

が、しかし、

「ウチの家はレンタルなんてしませんのよ!」

勿論そんな訳ではなく、

「せっかくの晴れ着だから着せたいデザインがあるの♡」

っていう愛のある理由でも無く、理由は…



「家紋入れようぜ!!」



コレです( ̄▽ ̄;)

全くもって由緒ある家だとかそういうんじゃ無いんですよ。ただね、主人の実家が結構な田舎なもので…両親含め親類や集落のご近所の大人達は何かと『家紋』が好き。結婚して以来、子供が生まれて以来、様々な場面で出会う『家紋』。

私が生まれてからお嫁に行くまでの間に触れ合った『家紋』との時間なんて、あっという間に超えちゃいましたよ( ̄▽ ̄;)

それくらいに『家紋』が好き、というか家紋が溢れています。どう贔屓目に見ても街では出会わない頻度。風呂敷、袱紗には勿論、家紋。灯篭に家紋。何だかよく分からないあの箱にもこの箱にも家紋。喪服なんて親戚のおばさまの着物のみならず、洋服にも家紋を発見!近所の家の壁にも家紋発見!!


ヘイ!!             (塀!)

カモーーン!     (家紋〜!)

オーイェー!     (おー家ー!)


下らない事が頭をよぎる田舎道(´-ω-`)

親戚の大人の皆様の前では絶対言えませんけどねー。


七五三の話に戻りましょう。

私達夫婦も特にこだわりが無かったもので、基本的に今までの色々な儀式は主人の実家のしきたり?風習?何やら不思議な約束事に寄り添ってやって来ました。田舎特有の「こーゆー時はこーするもんや!」の、アレですね。しかしここへ来て親達も儀式に飽きたのか?疲れたのか?まさか七五三という文化が無いのか?一体何なのかは分かりませんが、七五三は私達だけで自由にして良いらしいのです。


にもかかわらず…


私「着物こんなんどう?」

主人「おっ、良いやん♪」

私「やっぱり…」




二人「家紋入れよーぜーー!!」




カモーーン!

オーイェーψ(`∇´)ψ


家紋入りの素敵な着物が出来ました♡

しかし、一族見渡してこの後に続く男の子が見当たらない為ウチの兄弟しか着ない。

気づかぬうちに自分達にもしっかりと浸透していた家紋魂。ノリノリで家紋入れて作ったけど…冷静に考えた今、レンタルという選択肢が頭をよぎります。

カモーーン( ̄▽ ̄;)