さわの平凡な日常

普通の主婦の普通の日々をなんとなく。

千差万別

次男(3歳)

わがままが止まりません(。-∀-)


エンドレスなわがままに疲れる呆れる。

いや、もはやその暴君ぶりに感心してしまう今日この頃。とりあえず、きっと何処のお子さんも子供なんてこんなものだ♡と自分に暗示をかける日々です。例を挙げればキリが無い次男のわがままですが、わがままついでに泣き方が何だかセコい(−_−;)

もう少し小さな頃はひたすらに大声で泣く事で自己主張していた次男ですが、周りに迷惑だし私にストレスとしてのしかかって来る重さが半端無い事もあって、

「泣かずに何があったのかお話しよう!」と諭し続けました。勿論そんな簡単に言いなりになる様な男では無いので、一筋縄では行かず全く聞かない。そんな時は

「お母さんは大きな声で泣いてるだけでは取り合いません( ˘ω˘ )!」

大声で泣く事に効力は無いと伝え続けました。

NO MORE わがまま!!

NO MORE 泣き叫び!!

なのであります( ̄^ ̄)ゞ

効果があったのか、ただの彼の成長なのか、最近はただ大声で泣き叫んで主張をする事は無くなりました。

残るはわがままか〜(。-∀-)♪

しかしですね、コレがね、収まったかの様に見えた泣き方がですね…



最近はギャラリーによるんですよー(。-∀-)



例えばおじいちゃん&おばあちゃんが一緒の時とか、お友達のお母さん(それも優しいお母さん♡)と一緒の時とか…


すんごいアピールして泣きます(; ̄ェ ̄)


セコい!泣き方が実にセコい!!私の前ではしなくなった泣いて主張する手段も相手によっては通じると思っているらしく、とにかく人を見て大袈裟に泣く。涙をポロポロと流し、開ける限りの大きな口を開けて


あ゛ぁぁぁぁあーーー(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

あ゛ぁぁぁぁぁぁーーーー(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

うぁぁぁぁーーーーーーん(´༎ຶོρ༎ຶོ`)


おいおい…正気か?!息子よ(; ̄ェ ̄)

このままやと将来相当イヤな奴やで。

しかしその大袈裟な泣きっぷりを見ているとつい…



「"泣き女"みたい(。-∀-)」



って思う。大袈裟にアピールする次男を見て

「"泣き女"みたい。」

なんて言っていると

「"泣き女"って何?」

すかさず食いつく長男(5歳)。

「色んな国でな、お葬式の時に泣きに来てくれる専門の女の人が居はるねん。マイク使ったりして大きな声で泣かはるねん。こんな風にね。」次男を指差し説明☝︎

「そうなんや!動画見たい(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)!!」

完全に興味津々。

と言うわけで動画を見せました。


国が違えば当然文化も違う。人の死に対する考え方の違い、捉え方の違いというのは単なる地域や宗教の違いだけでは語り切れないですよね。この小さな島国日本でさえ千差万別なお葬式。そして儀式と言うのは大抵の場合インパクトが強い!

"泣き女"もまた然り。

お葬式は静かに悲しむものというイメージで成長して来た私としてはテレビで見た"泣き女"はそのインパクト故に大変印象に残っておりました。そしてこの度動画を見た子供達にも又強いインパクトを与えた事でしょう。


話は変わって、数日前に私の祖母が亡くなりました。93歳、認知症を発症し施設暮らしだった祖母は心筋梗塞になった時も、血糖値が異常に上がった時も、入院先の病院で誤ってシャンプーを飲んだ時も、いつでも不死鳥の如く華麗に蘇り周囲の人間を驚かせてきました。

「もしかしておばあちゃんは不死身ないんじゃないか?」

とすら思っておりましたよ。正直。

そんな祖母は"おばあちゃん不死身説"を覆し肺炎をきっかけにあっという間に亡くなってしまいました。

お葬式に行く支度をしていると子供達がスッと寄って来て、


「なぁー、泣きながら行っても良いの?」


ん(´⊙ω⊙`)?



あ、


あかーーーーん!!!!


絶対あかん\\\٩(๑`^´๑)۶////


"泣き女"の真似は絶対にあかんよ!!!

特に次男は出来そうやからコワイ。

はぁー、危ない所でした(ㆀ˘・з・˘)


さてさてお葬式はと言うと93歳まで生きて最期も苦しい時間を長く過ごす事も無く逝けたというのはもはや喜ばしい事、祖母がかなり明るい人だった事もあり、新旧問わず思い出話しもおばあちゃん語録もかなりの割合で巻き起こる笑い。


それはそれは明るいお葬式でした☆


わがままは炸裂していましたが、次男が"泣き女"になる事も無く、

明るい笑いをふりまいて〜♪

お料理片手にお洗濯〜♪

息子達が見た"泣き女"の動画のお葬式とは似ても似つかぬサザエさん級に明るい笑いのたえないお葬式でした。

どうやら「お葬式は静かに悲しむもの」でも無かった様です。千差万別だなぁ〜(・Д・)