さわの平凡な日常

普通の主婦の普通の日々をなんとなく。

千差万別②

祖母が亡くなった関係で実家の周りをウロウロしていると、地元の友人にばったり会ったりします。

「あれ?!さわ?帰ってきてんのー?」

「おばあちゃんが亡くなってさぁ、云々…」

なんて具合。

そんな偶然に出会った地元の友人も最近おばあちゃんが亡くなったらしい。おばあちゃんのお葬式やら"泣き女"の話なんかをしてあーだこーだ喋っていたところ、

「"泣き女"と言えばさー、おばあちゃんのお葬式でうちの子めちゃくちゃ泣いてな…」

と、友人が話し出しました。

友人には小3の女の子がいるのですが、その子がおばあちゃんのお葬式で嗚咽して号泣したらしいのです。友人のおばあちゃんだから友人の子供からすれば"ひいおばあちゃん"のお葬式。

ひいおばあちゃんのお葬式で嗚咽するほどの号泣…

「◯◯ちゃん、そんなにおばあちゃんの事を慕ってたんかぁ(;ω;)」

と、しんみりしていると

「それがな…」

お葬式で嗚咽し号泣する小3の女の子。そんなの皆んなが涙を誘われますよね。すると友人の叔母さんがその子の所までやって来て

「ありがとうね(;ω;)おばあちゃんの事そんなに覚えてくれてたんやね(;ω;)ありがとうね(;ω;)」

と、声をかけてくれました。すると友人の娘は泣き女級に号泣しながら、





「全然覚えてないーーーー(´༎ຶོρ༎ຶོ`)」




と叫んだらしい( ̄▽ ̄;)

静かな会場が更に静まり返る。会場に居た誰もが思ったであろう事。



じゃあ何故にそんなに号泣しているんだ(−_−;)???




友人宅とおばあちゃん宅とは結構離れていて、娘がひいおばあちゃんに会ったのは小さな頃に数回しか無いそうです。

「この子が覚えている訳が無い!」

それを知っている友人と友人の姉、友人の父母、この4人の大人は娘が泣き出した時から

「一体この子は何で泣いてるんやろ?」

と、ただただ疑問だったらしいです。

引きまくる大人達。

"泣き女"の如く嗚咽し号泣する少女。


「なかなか地獄のお葬式やったよ( ̄▽ ̄;)」


遠い目をする友人。

で、でしょうね( ̄▽ ̄;)
我が子がソレをしたと考えたら…

恐怖です(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

「この先もお葬式の度にこのレベルの号泣をされるなら、もう軽い気持ちでは連れて行けない。」
と真剣に悩む友人。
どうやら"泣き女"問題は友人宅の方がうんと深刻だった様です。

やっぱりお葬式は千差万別なんだなぁ〜。