さわの平凡な日常

普通の主婦の普通の日々をなんとなく。

ひつじやんなー

ディズニー映画『アナと雪の女王2』が公開されましたね。ご覧になられましたか?いや、主題歌は聞かれましたか?

"Into the Unknown"

"イントゥ・ジ・アンノウン〜心のままに〜"


どうやら今回も日本語版は劇中の松たかこさんバージョンとエンディングの中元みずきさんという方が歌っているバージョンがある様ですね。

さてさて、私はラジオをよく聴いているのですが一番最初に聞いた『アナ雪2』の歌は英語版の方でした。こちらも前作同様イディナ・メンゼルさんが歌っているのですが、初めて聞いた時の感想は…


何と素人の歌いにくそうな歌なんだ( ̄▽ ̄;)!


でした。何せ前作の『レットイットゴー』が映画と共に空前の大ヒット大ブームとなり、あの頃街中でどんだけ聞いたコトか!BGMで流れる"レットイットゴー"、そして所構わず"レットイットゴー"を熱唱する少女たちの歌声。スーパーのレジで前に並んでいる小学生くらいの姉妹が松たかこさんばりの声量で



    ♪ありの〜ままの〜姿見せるのよ〜♪

            ♪ありの〜ままの〜自分になるのぉ〜♪

                    ♪何も〜怖くなーい〜♪

                             ♪ 風よ吹け〜♪



                      ♪♪少しも寒くないわ♪♪


自分の支払いの順番が回って来るまでじっと聞いていたのを思い出します。あの頃『レットイットゴー』は映画を観ていなくても皆んな大体歌えるくらいに浸透していたのでは?歌詞は多少怪しい箇所があったとしても、ごまかせば歌い切れるくらいになっていませんでしたか?きっと『君が代』と同じくらいのレベル。

勿論その歌知ってるよ!音程も大体分かる。歌詞は…うーん、書きなさいと言われると自信は無いけど、大人数で斉唱ならイケる!

ほら、ね、『君が代』もそんな感じじゃない?きっとあの頃の『レットイットゴー』の歌えるレベルと歌える人口は我が国の国歌に迫る勢いだったはずです。おそるべしアナ雪、いや、おそるべし『レリゴー』だったのです。

で、今回の『アナ雪2』の歌。サビの部分、イディナ・メンゼルが高らかに歌い上げる!


Into the Unknownーーーーーー♪♪♪♪

Into the Unknowーーーーーーーn♪♪♪♪♪


すごいな〜(´⊙ω⊙`)

今回もすごいなー(´⊙ω⊙`)!!

いや、ホントすごいよイディナ・メンゼルさん。表現力が乏しくてすみません。とにかく今回もすごい声量と歌声だな〜と思ったのですが、次の瞬間冒頭の通りです。


こんなん素人には歌えへん( ̄▽ ̄;)!!


前作で皆んなが歌い過ぎたから今回はそう簡単に歌えへん歌にしたんか?!


そんな風に思っておりました。そもそもディズニー映画あるあると言うか、ミュージカル的な歌って喋っている様に歌うの?歌っている様に喋ってるの?とにかく素人が歌うには難易度が高いと思うんですよ。もしかしたら『レリゴー』があれだけ浸透したのは特別だっただけなのかもしれない。

しかし先週のいつだったか又ラジオを聴いていた時にこんな話題がありました。

「近所の小学生が『Into the Unknown』を『ヒツジやんなーー♪』と歌っている」

というもの。そしてDJさんが『Into the Unknown』のメロディーに乗せて高らかに歌う。


          

         ♪♪♪♪♪♪ヒツジやんなーーーーー♪♪♪♪♪

         ♪♪♪♪♪♪ヒツジやんなぁぁぁぁあ〜♪♪♪♪♪♪



🤣あははは!!!


めちゃくちゃ笑いました。

合う!コレがちゃんと合うんですよ!!

言うならば"空耳アワー"って事なんですけどね、恐ろしい程内容は無いのに不思議と合うので爆笑しました。しかし、爆笑していたのは私だけではなかったのです。

同じく爆笑したのはコレを聞いていたウチの4歳と6歳の子供達。

それ以来とても気に入った様で、


ヒツジやんなーーーーー♪♪♪♪♪♪♪♪

ヒツジやんなぁぁぁぁあーーーー♪♪♪♪♪♪♪♪


と、高らかに歌っております。

結局こんなのって聞き取り難いとか歌い難いとか関係無いんでしょうね…。今回もクリスマスの頃には子供達が高らかに歌っている事でしょう。


ヒツジやんなーーーーー♪♪♪♪


じゃないや、



未知の旅へーーーーーーーー♪♪♪♪

踏み出せとぉぉぉぉーーーーーー♪♪♪♪



ってね(๑・̑◡・̑๑)


ベンツのルール

私の住んでいる場所は都会では無いけどど田舎でも無い、言うならば"田舎寄りの町"そんな場所です。

そんな我が町にも幹線道路があるのですが、大体隣町へ行く時はその道を通ります。幹線道路とは言え片側1車線のその道は、それなりの交通量ではありますがそれ程混雑する事も無く使いやすいので私もよく利用しています。ただね、たまーに驚くほど流れていない時があるんですよ。全く動かない訳じゃないけどちょっと動いては止まる感じ。

ノロノロノロノロノロノロ


あれー

どうした?!動かへんなーー( ̄∀ ̄)


って具合。

大きな国道だとこういう場合は前方に道路清掃のトラックが作業してたりするものですが、まさかそんな大きな道じゃない。

何だー?

どうしたー?

んーー?

と、ロバートのひろしのツッコミみたいな気分で少しずつ渋滞のゴールに近づいて行く。ノロノロノロノロ…。何台か前の車が何かを追い越すとスピードを上げて走って行くのが見えて来た。あー、そろそろ抜けるな…

次は私…

前の車がパッと何かを追い越した瞬間見えたモノ

それは




電動カート(シニアカー)で車道を悠々と走るおばあちゃん( ̄▽ ̄;)




ぎゃあっ∑(゚Д゚)!!

おばあちゃーーん!!

危ないよ!

てか、怖いよ(´༎ຶོρ༎ຶོ`)!!


という事があります。最初はすんごい驚きました。予想外のモノが道路にあるとびっくりするでしょ?その感覚でした。でもこのおばあちゃん、たまーに遭遇するんですよ。多分病院に行くルートなんだろうなー。だから同じ様にこの幹線道路が微妙に混んでるいる時は結構な割合でこのおばあちゃんのお通りなのです。

おばあちゃんには歩道を走ってもらいたいけれど、こちらにも少し問題があります。この幹線道路、片側1車線の道路の両脇に歩道はありますがこれがかなり細い。何とか電動カートが通れるくらいの幅はある様に思いますが、電柱や壁の具合で場所によってはかなりのドラテクを要する感じがします。そして周囲のお店の駐車場の出入り口やら何やらでちょっとした道路の継ぎ目やアップダウンも多いです。何より前方から電動カートがやって来たとしたら、簡単に離合は出来ません。うーん、確かにここの歩道は走りにくい。


だから、車道を走っちゃおう٩( ᐛ )و


てか?!いや、それもちょっと乱暴だよね〜。「走りにくい」だけで決して走れないって事では無いのです。それに電動カートは歩行者扱いなので基本的にはやっぱり歩道を運行する乗り物なんですよね。でも歩道だけ!となると歩道の幅という物理的な問題もあるし、かと言って車道を走るのはものすごく危険。色々あるけど高齢化社会に色んな整備が追いつかない以上、我々はお殿様のお通りを待つ様におばあちゃんのお通りも"思いやり"で乗り切るしか無いのでしょう。

アメリカで流行っているLimeみたいな電動キックボードなんかが我が町に上陸した日には我が町の歩道は大渋滞で車どころの騒ぎじゃ無くなるかもしれません。その前に、Limeって都会のモノだからこんな片田舎にはやって来ないのかな〜。


さてさて、そんな電動カートを私の義理の父も愛用しています。父の弟や友人からは愛情を込めて『ベンツ』と呼ばれる義父の愛車。運転免許を返納して以来、愛車のベンツで病院へ買い物へと走り回っている父。そんな父が先日ちょっとした体調不良で入院しました。そして体調が落ち着いた父から電話がかかって来ました。ベンツで病院まで行ったもののそのまま大きな病院に搬送されて入院する運びとなったので、ベンツがいつもの病院に乗り捨てられているので引き取りに行って欲しいという依頼。確かにそれは引き取りに行かなければ!

週末に主人の実家へ帰り、親戚の軽トラを借りてベンツの引き取りに行きました。父の指定の病院へ行くと…

ありました。ベンツ!

小さな駐輪場にデテーーン!と停まっている。

田舎だからきっと基本的に皆んなが車移動なので駐輪場が小さい…。そしてその半分くらいのスペースを使ってVIPにベンツが放置…。ほとんど自転車置けへんやん。


どうかこの数日間、病院に来る人が自転車で来ていませんように☆


はっ∑(゚Д゚)

もう一台、二台ベンツが来てたとしたら…


駐輪場の整備も急務なのか…。


きっと高齢ドライバーで車からベンツに乗り換える方はこれからも増えるのでしょうね。という事は「ベンツは増える一方だろう」と予想すると、走る所も置く所も更にルールの整備も必要なんでしょうね。

この国はオサレにLimeなんて言ってる場合じゃないのかもしれない(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)



きかんしゃと言えば

『きかんしゃ』と言えば?!

トーマス!

デゴイチ

弁慶号!

チャギントン?!

何が浮かびますか?

私はやっぱり"トーマス"かなぁ。今やドラえもんにおされつつあるとは言え、子供達が2歳くらいの頃からずっと大好きな"きかんしゃトーマス"。ま、それを抜きにしても私としては子供の頃から馴染みのあるきかんしゃはトーマス。思えば私が子供の頃のトーマスというのは今の様なハイクオリティなアニメではなく、リアルに動くオモチャのきかんしゃが繰り広げる人形劇の様なものでした。モノが違うと言えば全然違うのかもしれない。でもやっぱり、

『きかんしゃ』と言えば?


トーマス!!  イェイ٩( ᐛ )و!


これが答えなのです。

話は4年程遡って長男が2歳くらい、ちょうど"きかんしゃトーマス"にハマり出した頃の事です。毎日飽きもせず"きかんしゃトーマス"のアニメを見て、"きかんしゃトーマス"の絵本を見て、"きかんしゃトーマス"のオモチャで遊び、"きかんしゃトーマス"のマグで水を飲み、"きかんしゃトーマス"の歯ブラシで歯を磨き、ユニクロの"きかんしゃトーマス"コラボのパジャマを愛用し…

挙げればキリが無いほどトーマス三昧だった我が子。もうそろそろ頭から煙突が生えて石炭を喰らう様になるんじゃないかという程に寝ても覚めてもトーマスでした。ま、こんな煙突を生やして石炭を喰らいそうな男の子が世界中に山盛りいるのでしょう。トーマスってすごいや!

「"トーマス"ってすごいよね!!言葉は違えど世界的に『きかんしゃ』と言えば『トーマス!』なんやろうね。」

なんて言っておりました。しかしそこに異を唱える者がいたのです。

はい。ウチの主人。

「いやぁ、俺は『きかんしゃ』と言えば"やえもん"やったけどなぁ。」

しみじみ(*´ω`*)


はぁ(・・?)


やえもん(・・?)


誰?!


どちらさんですかーーーー( ̄▽ ̄;)?!


今でこそ"トーマス"だけど子供の頃の記憶だと「『きかんしゃ』と言えば?」の答えは「やえもん」だそうです。ねぇ、ご存知ですか?

『きかんしゃやえもん』



こちらです。

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もっとも、主人が言う"やえもん"はテレビでやっていた影絵の"やえもん"らしいですけどね。影絵ですよ、影絵。もはやアニメでもない。いやー非常に時代を感じます。検索すればYouTubeで見る事は出来ますので気になられた方はどうぞご覧になって下さいね。どうやらアニメ化された事もある様ですが、影絵の方が原作に忠実に作られているみたいです。


あらすじとしては、

若い頃はたくさんの人を乗せてすごいスピードで走ったけれど、年をとってくたびれてしまった年寄りのきかんしゃ"やえもん"。昔の自慢をするも、誰にも相手にされないので機嫌が悪くいつも怒っていました。

「ぷっすん。ぷっすん。」

走る時も…

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しゃっ しゃっ しゃっ しゃっ しゃっ しゃっ…

しゃっ しゃっ しゃっ しゃくだ しゃくだ しゃくだ…

と、怒りながら走るのです。

機関車ですから当然石炭を食べていると、新型の電気で走る機関車達にバカにされます。バカにされて更に怒ったやえもんは、あまりに怒り過ぎて煙と一緒に火の粉を撒き散らしてしまいます。そして稲村(刈り取った稲を乾燥させる為に積み上げた物)に火の粉がかかってしまいます。稲村から煙が立ち田んぼは火事になってしまいました。お百姓さん達は大騒ぎ!怒ってやえもんを追いかけて来ます。

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さて、やえもんはどうなってしまうのでしょうか…


ざっと大体こんな感じのお話です。シンプルなストーリーなのですがこれが大人の私が読んでいてもなかなか面白いのです。何が?と言えば多分、表現だと思う。今じゃ出来ないなぁ〜!という言葉の選び方が其処彼処に出て来ます。例を挙げると電気機関車がやえもんをバカにする時のセリフ

「やあい、石炭喰いのやえもんやい!石炭喰って美味しいか!」

「お腹の中まで真っ黒けの貧乏汽車やーい!」

今の時代、子供向けの絵本でコレはなかなか厳しい。『貧乏ぎしゃ』ってねぇ…。

上の↑この写真お百姓さん達のセリフだって

「やっつけてしまえ!」はまだしも

「動けないように叩きのめせ!」だなんてクレームの嵐ですよ、きっとね。でも、登場人物が皆んな素直だし、ストレートな感情表現で言葉のテンポも良いのでお話としてはこれが面白いと思うのです。「老いぼれ機関車」やら「貧乏汽車」やら悪口の数々を子供が真似すると考えると複雑なところではありますが…。


で、この古い絵本『きかんしゃやえもん』ウチの子供達はかなり気に入っております。

やえもんは喋る時に語尾に「しゃあ」と言うのですが、

「俺だって しゃあ、若い頃には しゃあ、沢山の人を乗せて しゃあ、すごいスピードで しゃあ、大きな都会から都会へ しゃあ、走ったものだか しゃあ…」

コレが大好き♡だから喋る時にも思い出した様に

「今日は しゃあ、どんなオヤツが しゃあ、食べられるか しゃあ、楽しみだ しゃあ!」

てな具合です。そして、気が付けば

「しゃくだ しゃくだ しゃくだー!!」

と、叫びながら走り回っております( ̄▽ ̄;)

「癪だ」なんて大人もなかなか使いせんけどね。

さて、この『きかんしゃやえもん』何と1959年に刊行されたみたいです。

なんと60年!!

そして作者は阿川弘之さん!あの阿川佐和子さんのお父様ですね。

時を超えて子供達の心に響いた『きかんしゃやえもん』影絵バージョンの再放送してくれないかなぁーと密かに願っております。

でもね、実は『きかんしゃトーマス』は1942年生まれなのでトーマスの方がお兄さんなんです。やっぱり、『きかんしゃ』と言えば"トーマス"なのかなぁ。

マリアージュ

"香りの幅"

ここ十数年前ほどでグッと広がった気がしませんか?!発端となったのはきっと海外からやって来た洗濯用柔軟剤。あの黒船が上陸して以来、この国ではかつて無い勢いで人々の衣服から何かしらの香りが漂う様になりました。軽く戻って昭和の時代にはおじさんの洋服から良い香りが漂うなんて事は想像出来なかったのでは?おじさんから漂う匂いというと、加齢臭はさておき、オッシャレーなおじ様の香水とか、ヘアトニックとか、あ、忘れちゃいけない仁丹の匂いとか、まあそんなところでしたよね。それが今やおじさんでもふんわりと良い香りが漂う。『香害』なんていう弊害もある様ですしこれが一概に良い事と言い切れないですが、柔軟剤だけで無く防臭・芳香の類の種類が増え世に広まって定着している現象である事は間違い無いありません。


そんな世間の流れとは裏腹に我が家では柔軟剤を使っていません。

匂い云々では無く洗濯物がパリっと仕上がるのが好きだから♡

特にタオル!柔軟剤を使わない方が吸水性の高いので気持ちが良い╰(*´︶`*)╯♡

ただそれだけです。あ、洗濯機の柔軟剤を入れる場所が柔軟剤でドロドロになると洗うのが大変だからその点でもひと手間省けて楽ちんです。


さて、少し前に次男(4歳)が

「お友達みたいに良い匂いのするお洋服が着たい。」

なんて言い出しました。

いやぁ〜柔軟剤の匂いこそしないけど、ウチの洗剤だってそれなりに匂いはしてるんだよー!でも匂いって正直大人でも難しいですよね。他人の家の匂いは分かるけど自分の家の匂いはよく分からない。体臭や口臭然り、自分の匂いというのはどうにも分かりにくいものです。なんだかんだで次男の要求はスルーしていたのですが、先日洗面所のストックを整理していた時に柔軟剤入り洗剤のジェルボールを発見しました。旅行の時の洗濯用に少しだけ買っていたジェルボールの残り。ジェルボールって持ち運びに便利なんですよね。だから旅行の時はジェルボール。何故だか柔軟剤入りだったのでコレを使ってみる事にしました。

柔軟剤入りジェルボールを洗濯機に入れて洗濯スタート!!

洗濯が終わるまでの間に夕飯のスープの支度をしようとキッチンへ向かいました。お野菜を切ってコンソメで炊く。

グツグツ…グツグツ…

うーん、美味しそうな良い香りだ╰(*´︶`*)╯♡

その時、

『ピンポーン♪』

インターホンが鳴りました。宅配便だワ。

はいはーい、キッチンを出て洗面所の横を通って玄関へと移動する。割と標準的なマンションの間取りな我が家。当然、キッチンと洗面所までの距離はめちゃくちゃ短いです。廊下の距離にして扉と扉の間は1mちょっと。このコンパクトさがマンションの良い所でもあります。

しかし、

コンソメスープの香りの立ち込めるキッチンを出た瞬間、洗面所から漂う柔軟剤の香り。

この短いマンションの廊下を通過する間にコンソメスープと柔軟剤の匂いが途切れる間も無く嗅覚に襲い掛かる!!これがすごいマリアージュ


うぇっっっ…

(´༎ຶོρ༎ຶོ`)


二つの異なる匂いのパンチに玄関に到達する頃には吐きそうになる。

宅配を受け取ってキッチンに戻る。今度は逆パターン。濃厚な柔軟剤の香りの後にコンソメスープの香り。やっぱりすごいマリアージュ


うぇっっっ(´༎ຶོρ༎ຶོ`)


柔軟剤の香りもコンソメスープの香りもどちらも個別に嗅げば種類は違えど良い香りです。でもほぼ同時に嗅ぐと、種類の違いが災いしてめちゃくちゃ気持ち悪い(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

例えるなら至近距離で芳香剤を嗅ぎながらお味噌汁を飲んだ様な感じ。やった事無いですけどね。でも多分気持ち悪さといえばそんなレベルです。こんなマリアージュ、こんな結婚は決して賛成出来ないぞ!!この結婚、許しません!!

おばちゃんは断固として反対よ!!


もちろん柔軟剤にもコンソメスープにも罪はありませんが、しばらく柔軟剤入りジェルボールを使う気にも、コンソメスープを作る気にもなれそうにありません。

嗚呼、匂いの記憶って怖いなあー(−_−;)


ばあば♡

我が家では


お父さんの事はお父さん

お母さんの事はお母さん

おじいちゃんの事はおじいちゃん

おばあちゃんの事はおばあちゃん


と呼んでいます。


普通の事じゃないか!


と思われましたか?

そう、普通なんです。でもどうも最近あんまり普通でもない。世の中では


お父さんの事はパパ

お母さんの事はママ

おじいちゃんの事はじいじ

おばあちゃんの事はばあば


このパパママじいじばあば勢に押されてやや劣勢となりつつある状況。子供の成長に応じて呼び名は変化していくとは言え、幼い頃の呼び名、人生で一番触れ合いの多い時期は"パパママじいじばあば"が最近の主流だと言って良いのではないでしょうか。


で、何故我が家はこの流れに乗らないのか。それは私の両親が

「孫には『おじいちゃん・おばあちゃん』と呼ばれたい。」

と言っていたからです。ただそれだけ。そもそも両親は私が子供の頃は"パパ・ママ"という呼び方を拒否していました。昭和のあの頃はちょうど"パパ・ママ"が主流になりかけていた時代。時代の流れはそうでも元々そういうキャラじゃないザ昭和の大人だった両親はどうやら恥ずかしかったらしい。それは分かる。私も子供心に両親のキャラが明らかに"パパ・ママ"では無い事くらいは察していたので別に異論は無かったし、特に呼び方にこだわりはありませんでした。ただ、たまにキラキラしたお母さんを持つクラスメイトが「ママ〜」と呼んでいるのを聞くと、それが何となく羨ましいかったのは覚えています。それはきっとお母さんの事を「ママ」と呼ぶ事にでは無く、いつもお洒落でキラキラしたお母さんとのキラキラした生活が垣間見えるのがたまらなく羨ましかったんだと思います。それはまさに"ママ"と呼ぶに相応しいお母さんだったのです。まあ、本人が良いとかヤダとか何て言っているかなんて関係無くウチの母は間違いなく"お母さん"だったという事ですね(・ω・)

そしてその流れを汲んで孫が出来ると"じいじ・ばあば"を拒否して

「『おじいちゃん・おばあちゃん』て呼んでね♡」

となった訳です。そして私が親になった今、"パパママ"という呼び方が自分に全く浸透していなかったもので気が付けば呼び方は"お父さん・お母さん"で固定され今に至ります。だから息子達も喋れるようになってからずっと「お父さん・お母さん」と呼んでいます。「パパ・ママの方が赤ちゃんは言いやすいから」というのもよく聞きますが、次男が話し始めた頃に"お父さん"の事を"とうさんおー"と呼んでいた謎の時期はありましたが、基本的には「呼びにくそう」という事も無くやって来られた気がします。

さてさて、そんな風に「お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん」と呼んでいる我が子なのですが、1年ほど前のある日突然次男(4歳)が私の事を「ママ♡」と呼ぶ様になりました。どうもお友達が「ママ」と呼んでいる事に憧れた様子。幼少期の私と同じ思いがあったのでしょう。私は実際に「ママ」と呼んだ事は無かったけどね。結局そのブームも程なくして去ったのですが、ここ最近



私の事を「ばあば♡」って呼ぶ(; ̄ェ ̄)




これ又お友達に影響を受けた模様。春頃には急に「お母様」って呼ばれてそれはそれで困ったものですが、さすがに今回の「ばあば」はちょっと…ねぇ。

時期尚早です。

出来ればfirstおばあちゃんは孫に言われたかったなぁ(。-∀-)

そんな風に早くも「ばあば」と呼ばれる日々を過ごしている私。不思議なもので呼ばれ続けると慣れて来るんですよね〜、その呼び名がたとえ「ばあば」でも。

「なあなあ、ばあばー」

「なにー?!」

ってなもんです。

こんな感じで先日電車で出かけた時にも普通に次男と話をしていました。すると向かいに座っている方やつり革を持って立っていらっしゃる方に二度見されるんですよね。始めは

「あっ、話し声がうるさかったかな?」

と思っていました。でも気付く。

いや、違うな。



「え?あの人"ばあば"なの?!」




完全にこっちです( ̄∇ ̄)

「『歳いったお母さん』じゃなくて『若いおばあちゃん』の方やったんやー。」

皆様、そう思われていた事でしょう。確かに私が若くで子供を産んで、その子供が又若くで子供を産んでいれば…



可能だ。

私、"ばあば"になれるもんなぁ〜( ̄∇ ̄)



皆様ー!ちゃいますよーーー!!!

歳いった母の方ですー!

ってコレも悲しいけどね( ̄▽ ̄;)


とにかく、早く去らないかしら⁈

"ばあばブーム"




将来の夢

「ぼく、大人になったらパイロットになりたい!」

長男(6歳)が唐突に言い出しました。

パイロット…素敵やん(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)!!ハードで責任重大やけどしっかり対価はもらえるし、とにかくカッコイイし、息子がパイロットだなんてお母さん鼻が高いわー♡

でも次の瞬間

「でもな、多分無理やしパイロットになれへんかったらチョコレート屋さんになりたい。」

と。

何と現実的な( ̄▽ ̄;)!!

身の程をわきまえていると言うのか何と言うのか。普段から現実的な子だなぁ〜と思うトコロはありましたが、こんな夢を語る時くらいは現実から離れて夢を見れば良いのに…と思います。でもでもその前に、

チョコレート屋さんに一言謝って下さいな!

チョコレート屋さんだってそんな簡単じゃない。何だって仕事というのはそんなに簡単では無いけれど、チョコレート屋さんとしてチョコレートだけで勝負してちゃんと仕事として成り立たせようと思うとそれは相当困難なはず。軽い気持ちでなりたいからなれる様な職業では無いはずです。もしかしたらなれる確率としてらパイロットと同じくらいに高いのかもしれません。それなら"チョコレート屋さん"というのも夢のある夢なんですよね。とはいえパイロットとチョコレート屋さんになれる確率が同じならパイロットになれない人はチョコレート屋さんにもなれないのでは?!うーん。ややこしいΣ(-᷅_-᷄๑)

それはさておき、この流れで次男(4歳)にも将来の夢を聞いてみました。

「大人になったら何になりたい?」

すると間髪入れずに




"おにぎり"になりたい٩( ᐛ )و


と返ってきました。

"おにぎり"ってアンタ…あの"🍙"かい?

もはや人を超えたか(; ̄ェ ̄)

いくら夢って言ったって夢見過ぎちゃうと謎だな〜。


"将来の夢"に対して相反する自分の考えにモヤッとした瞬間でした。


一般人がテレビに出たら…

友人が最近偶然テレビに出たという話を聞きました。それも数分間。

「なんや、数分かいな(ㆀ˘・з・˘)!」

と、思われたアナタ!偶然テレビに出る代表格、街角で答えているインタビューで大体が数秒〜数十秒なので、数分間出るというのは素人が偶然にテレビに出られるという状況では結構長い部類に入ると思うんですよね〜。思いませんか?

で、何に出たのか?それは


"ちゃちゃ入れマンデー"


ものすごく関西ローカルですみません。コレ、関西の方なら大体ご存知のテレビ番組なんですが、東野幸治さん、メッセンジャーの黒田さん、フリーアナウンサー山本浩之さん(通称:ヤマヒロさん)がされているゴールデンタイムのバラエティで、とにかく関西の色んな事、色んなところに対してヤイヤイと喋って「ちゃちゃを入れる」実に番組名通りの番組なのです。

友人は家族でとある施設に遊びに行った際に偶然この"ちゃちゃ入れマンデー"のロケに遭遇し、子供達が遊んでいるところの撮影や、親のインタビューを依頼されたらしいのです。


すごいやんか(´⊙ω⊙`)!!


でも、アタシ見てないわ〜( ̄▽ ̄;)

「出るねん」って一言言ってくれたら良かったのにー!!


ねぇ。


すると友人はこう言うのです。

「誰にも言わずテレビに出て、一体どのくらい『見たよ』『出てたね』という反応があるのかを調べたかってん。」

と。


私    「で、どうやったん?」

友人「すごいで!」


ZERO〜  ^_^ 


なんと彼女は勿論、ご主人の友人も仕事関係の知り合いも子供の友達も親戚も誰からも無反応だったらしい。しかもしかも、彼女の義理の両親はその回の"ちゃちゃ入れマンデー"を夫婦でのんびり見ていたのにもかかわらず全く気付かなかったのだとか。


あー、それはちょっと悲しいねぇー( ̄▽ ̄;)


息子夫婦に孫。ガッツリ数分間テレビで見ていて夫婦二人して完全にスルー。


嗚呼、悲しいねぇー( ̄▽ ̄;)


そんな話をランチに食べる為のピザを二人で作りながら喋っていました。ピザソースを塗りながら

「へー、そうなんやー。」

具をトッピングしながら

「そうやってーん。」

チーズを散らしながら

「それでさぁ〜」

ってな具合。

そんなこんなで気がつけば3枚のピザが焼き上がっておりました。はぁ〜良い匂い(*´Д`*)


「食べながら見る?『ちゃちゃいれマンデー』」

出来上がったピザを食べながら録画してある『ちゃちゃいれマンデー』を鑑賞する事にしました。


子供達を呼び、焼き立てのピザを食べる。

"ちゃちゃいれマンデー"を見る。

あー、このアスパラとベーコンのピザ美味しい♡

友人一家の登場するコーナーが始まる。

「あ!出て来た!出て来た!」

まずは子供達が遊んでいるシーン。ものすごくしっかり子供達が映っている。すごく自然。施設の映像に自然に馴染んでいるからインパクトは感じない。

次のピザを食べる。若干ピーマンを乗せ過ぎた事を心配していたけど、それがなかなか美味しい。

うーーん、美味しい╰(*´︶`*)╯♡


はっっ∑(゚Д゚)

友人が出てる!!既に何やら喋ってる!!

危ない危ない、ピザにうつつを抜かして危うく見逃すところだった。コメントしている友人夫妻を見る。ふむふむ。うんうん。美味しい。ほお〜。なるほど。ご主人も凄くちゃんとしたコメント、実に自然だわ。

ほど無くして映像はスタジオに戻ったので友人一家のシーンは終了しました。


感想はというと、

「とても自然でした!」

よく見るテレビ番組でのVTRでした。ちゃんとテーマに合った動きとコメントを残した友人一家は突然ロケの参加を依頼された家族として完璧だったと言って良いと思います。でもねでもね…


全く印象には残っていません( ̄▽ ̄;)

何やらあんな施設にこんな感じの家族が出ていたという記憶はあるものの、それ以上の細かな所は全っ然印象に残っていない。はっきり言ってピザの味の方が印象深い。


ごめんやでーー(´༎ຶོρ༎ຶོ`)!!


「出てん!」って聞いてから見ててこのレベルなんだから何も聞かずに見てたら私もスルーしていた気がする。

うーーん

こりゃあ義理の両親の事を笑えないな( ̄▽ ̄;)

いや、テレビ番組のこういったVTRというのはそもそもがこんな感じなのかもしれない。偶然見つけた素人家族は欲しい画のほんの一部であって、その家族にフォーカスしている訳じゃないから出来上がったVTRは家族自体は目立たない様に出来上がるのでは?

そう思うと友人一家のこれはこれで正解だったのでしょう。そして自分も気づかないうちに知り合いがテレビでコメントを述べている姿をボーっと見ながらしっかりとスルーしているのかもしれないなぁ〜と思うのです。そうそうテレビのインタビューを依頼される事も無いですが、いつか街中でお声掛けがあったら受けてみようかな。そして反応があるのか否かを確かめてみようかな?なんて思いました。まあ、そんなに簡単に採用されませんよ!って話なんでしょうけどね。それに採用されたとてZEROかもしれんしね٩( ᐛ )و


何はともあれピザは美味しかったです♡