さわの平凡な日常

普通の主婦の普通の日々をなんとなく。

集中力が欲しいなあ

今日は子供の幼稚園の参観日でした。毎回参観日の度に痛感することがあります。

それは、

 

"集中力の無さ"

 

えっと、子供のでは無く私のです。

子供の頃から自分はかなり集中力の無い方だなあーとは思っていたのですが、大人になって随分経った今もそれは全く変わらずです。

よく小学生くらいの時期にクラスの男の子でぼ〜っとしていて通知表に『集中力がありません』とか書かれるタイプの子がいると思いますが、そういうタイプとはニュアンスがちょっとだけ違う感じです。本質的には同じなんですけどね。

まず幸運な事に見た目であんまりボヤっとした雰囲気がないのでぼーっと他の事を考えたりしていてもあまり気付かれる事は無いんです。

聞いている風の顔をしているのに聞いていない感じ。良いといえば良いんですよね、これは。上の空な事を理由に怒られたりする事が無いので。

でも、怒られないから脱線した思考からはまず全然戻って来られません。

そして相手はまさか上の空だったとは思わないみたいで、聞いていなかったと分かると「え?どういう事?」って変な感じになります。

 

学生の頃は授業中先生の話を聞いてると

『この先生こんなに偉そうに喋ってるけど、こんな言い方やったら家では奥さんにも娘に相当嫌われてるやろーなぁ。いや、逆に家ではすっごい甘々やったりとかね?あー、それはそれでなんか嫌やなあ』とか

『先生寝癖すごいなー。あ、でも昨日も同じ感じやった。もしかして先生昨日頭洗って無いとか?いや、寝る体勢がいつもこう向きなんかな?』

とかいう具合に色んな先生のプライベートやらそれはもう勝手にあれこれ想像して授業の内容が全然頭に入らなくて地味に苦労しました。

 

社会人になってからも例えば女性の上司の話を聞きながら

『うわぁー、めっちゃ眉毛生えてきてますよー。』

って始めは目を見ながら真剣に話を聞いていたはずが、いつの間にか目を見る事で自然と視界に入る生えかけの眉毛の事が気になって気になってもう全くの上の空だったりするという様な事が多々ありました。

 

主婦になり、勉強や業務で人の話を真剣に聞いて何かをするという事が無い生活が続いたおかげですっかり自分に集中力が足りていない事を忘れていたのですが、子供の幼稚園という新たなステージに立った時に思い出し、思い知りました。

 

そうや、私、全然集中力無いんやった( ̄ー ̄ )

 

これが結構辛い。特に今日の様な参観日に先生の話を聞いているといくら頑張っても中盤あたりで集中力が切れてきて、前に座っている人の頭をボーッと眺めて白髪が無いからこの人は何歳くらいかな〜とか考えてみたり、教室の掲示物を見てよその子の名前の漢字を何て読むのか一人クイズ大会してみたり・・・。最近の子供たちの名前、ものすごーく難解なおかげで難問に次ぐ難問でちっとも終わらないんですよねー。

そんな事をしていると大体終盤に事務連絡があって

 

完全に聞き漏らして帰る→後日何らかの不備やミスをする

 

という悪循環に陥ります。先生にも子供にも迷惑がかかっているし、もう今度こそしっかり聞くぞ!と毎回気合いを入れて挑むのですが・・・今のところ全戦全敗です。

 

贅沢は言いません。

もう少し、もう少しで良いから、せめて参観日の間持つくらいの集中力が欲しい!!