さわの平凡な日常

普通の主婦の普通の日々をなんとなく。

無くなって初めて気付く大切さ

子育てをしていると必ず付いて来るママ友とのお付き合い。ネガティブなモノとして、いや、もはやネガティブなモノの代表格として語られる事の多いママ友ですが、今日はそんなママ友にまつわるお話です。


幼稚園バスのバス停で去年まで一緒だった"サキちゃん"というママ友がいました。彼女は真面目で几帳面、更にとっても心配性。私とて、自分では真面目に真面目なつもりでいるのですが、他人からはどうも疑問が残るらしい。更に几帳面か?心配性か?と言われれば我ながら疑問が残ります。早い話が私とはかなり掛け離れた性質のサキちゃん。

真面目

几帳面

心配性…だから、

遠足や発表会、運動会などの幼稚園のイベント、給食やお弁当の曜日変更、帰宅時刻の変更といった何らかのイレギュラーな事がある時は必ず念入りに皆んなに確認をする人でした。

「遠足にシートは不要でしたよね!?」

「運動会の開始時間は8時半でしたよね!?」

「今日は11:30降園でしたよね!?」

「写真代の渡し方はコレで良いですか?」

「火曜日は体操服ですよね?肌着は必要ですか?」

「今日は寒いですが、長袖を着せて行っても大丈夫でしょうか?!」

などなど思い出しただけでもキリが無い。

そして、あれこれ心配し過ぎるからでしょうか。毎回ラインのメッセージが猛烈な長さ( ̄▽ ̄;)


サキちゃん、大丈夫だ!

ほとんどの事は幼稚園からのおたよりに書いてあるよ!


なんて思っていても、真面目に尋ねられるとあまり茶化した事も言えないので真面目に答えていました。きっと皆んな同じ様に思っていたのか、サキちゃんのメッセージにいち早く気付いたグループラインの誰かが

「大丈夫だよ♡」

という内容の返信を送っていました。時には全員でね╰(*´︶`*)╯


しかし、もはや心配になるくらいの心配性。小さな事から大きな事まで、ヤンマーディーゼル並みに色々な事を色々な方向から心配しているサキちゃんの事を考えると、心配性とは言い難い私ですら心配になったものです。

そんなサキちゃんのお子さんは去年卒園しちゃったので今年はバス停で関わる事が無くなりました。サキちゃん不在のバス停のグループラインの稼働率が下がったのは言うまでもありません(´・ω・`)


さて、今日の事です。

朝、子供達を幼稚園バスに乗せてさあ出発!というタイミングで、先生が

「今日は2時降園でお弁当の日です。」

と仰いました。



えっっ∑(゚Д゚)!!!

金曜って給食のはず…



しまった( ̄▽ ̄;)

そう、今日はイレギュラーの日。



お弁当作ってないよぉぉぉーーー(´༎ຶོρ༎ຶོ`)



「お弁当作って後で届けます…。」

先生にそう伝えてダッシュで帰宅。必死のパッチでお弁当作って幼稚園へ持って行きました。


はぁ、疲れた( ̄▽ ̄;)


そんな時ふと思い出すサキちゃんの事。

もうお気付きかもしれませんが…毎度送られて来る真面目で几帳面で心配性なサキちゃんの確認メールを、正直言って

「面倒くさいなぁ〜(ㆀ˘・з・˘)」

と思っていました。

でもよく考えると「面倒くさい」なんて思いながらも、それが自分にとっても確認になっていたから去年はいくらイレギュラーでもお弁当の日にお弁当を作り忘れるなんて事は無かった。今日のお弁当だけでなく、バスのお迎えの時間を間違えたり色々やっちまってる今年の私。


もしや去年はサキちゃんのおかげで抜かりなく過ごせていたんじゃないのかなぁ( ̄▽ ̄;)


"無くなって初めて気付く大切さ"感じております(*´Д`*)