さわの平凡な日常

普通の主婦の普通の日々をなんとなく。

ヘメルスカンプさん

今年も10月ですね。この前年が明けたと思っていたのに、この前夏が来たと思ったのに、あっという間に10月。この調子であっという間に年が明けて、平成が終わり、あっという間に東京五輪を終えて、あっという間に10年とか過ぎて、あっという間に還暦を迎えて、びゅんびゅん古希、喜寿、米寿…そしてあっという間に死んで行くんだろうなぁ。

人生は儚い。

故に尊いのか。


さて٩( ᐛ )و

10月と言えばハロウィンですね。ハロウィンと言えばジャックオーランタン!

ではなく我が家では"パンプキンムーンシャイン"です。

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要は同じ事なんですけどね(●´ω`●)

ハロウィンのお話も色々ありますが、個人的にこの絵本が好きです。内容としては、ハロウィンのランタン用のかぼちゃを畑に採りに行き、そのかぼちゃをランタンにするまでのあれこれのお話なのですが、何ともほのぼのします。そして、絵が素敵。60年以上も前に描かれた本なのだそうですが、そう思うともはや感慨深い(*´ー`*)

子供達も大好きで特にこの時期になるとよく読むのですが、ウチでは"パンプキンムーンシャイン"ではなく"ヘメルスカンプさんの本"と呼ばれています。

なぜなら…

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こちらがヘメルスカンプさん。

登場人物の"ヘメルスカンプさん"という名前が面白いらしい。

ただそれだけ( ̄▽ ̄;)


外国の絵本って日本のモノに比べると名前にもちょっとしたポイントを置いている事が多い気がします。登場人物にヘメルスカンプさんみたいな変わった名前が付けられていたり、やたらと名前を連呼するタイプのモノとかね。


名前連呼系の代表格と言えば…

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言わずと知れたロシアの名作『3びきのくま』

出て来るくまの家族の名前が

・お父さん   ミハイル・イワノビッチ

・お母さん   ナスターシャ・ペトローブナ

・子供のくま  ミシュートカ

これが最初から最後までほぼ欠かさずマイページ出て来ます。

ミハイル・イワノビッチ、ナスターシャ・ペトローブナ、ミシュートカ

ミハイル・イワノビッチ、ナスターシャ・ペトローブナ、ミシュートカ…

い、言いにくいよ( ̄▽ ̄;)


そしてこちら

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『いつもちこくのおとこのこ

ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー


もうこれは名前を呼ばそうとしているな。


予想通り、マイページ名前がフルネームで出て来ます。

ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー、ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー

って、舌を噛みそうです( ̄▽ ̄;)


とはいえヘメルスカンプさんやナスターシャ・ペトローブナの様な名前の言いにくさも、ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシーの様に連呼するのもそれはそれで面白いので、最近では変わった名前のモノを見つけると敢えて読みたくなる私。

逆に、日本の絵本の登場人物の名前も外国の方からすれば「プッ、変な名前(笑)」ってなったり、「言いにくいわ!」ってなったりするんでしょうね。何ていう名前が当てはまるんだろう?気になります。


あ、"毒蝮三太夫"とか?


いやいや、これは日本人でも言いにくいし変な名前って思うわ(°▽°)

でも、ヘメルスカンプさんと毒蝮三太夫さん。もしかすると珍しい名前度合いでいくと同等の扱いだったりしてね。

なワケ無いか〜( ˙-˙ )


虫の音を聞きながらそんな下らない事をボーっと考える10月、秋の夜です。