ちょっと何言ってるのか…
年末年始で久しぶりの知り合いや親戚に会う機会が増えますね。
久しぶりに会う親戚の子供がいつの間にかほぼ大人になっていて驚いたり、久しぶりに出会った知り合いのおじさんがほぼお爺さんになっていて驚いたりね。まぁ、同じく相手にだって
「この人老けたなぁー。」
とか
「うわぁー、太ったなぁー。」
とか思われている事でしょう( ̄^ ̄)
残念だわ〜。
でも、致し方ない。事実ですから。
そして子供達を見ると、皆んなに
「大きくなったなぁーー!!」
と驚かれます。もはや挨拶代わり。こんなやりとりをきっと太古の昔から人々は続けて来たんでしょうね。
「大きくなったなぁ!今は幼稚園か?そうかそうか、元気で何よりやわ〜。」
などなど、快く声を掛けてくれる大人達。
そうなると子供達も話を聞いて欲しくて喋る喋る☆
「あのさー、僕3歳やから年少さんやねん!」
自慢気に話す次男(3歳)
しかし、次男はまだサ行とザ行が上手く言えずタ行、ダ行になる子なんです。よく言われるのが
「和歌山の人みたいやな〜。」
です。和歌山の人ってザ行がダ行になるらしいですね。
"冷蔵庫"→"れいどうこ"
みたいなね。
なので、先程の次男の話は実際には
「あのたー、僕たんたいやからねんちょうたんやねん!」
と、言っているんですよね。私は毎日聞いているので何の問題も無く
「あのさー、僕3歳やから年少さんやねん!」
と、聞き取れます。ですが、突然聞いた人は
ん(・・?)???
何て???
と、なるらしい。この話の場合、
「え?年少?年長?どっち?」
てね。すると次男は
「ねんちょうたんやで。」
すると相手の大人は
「ああ、年長さんね!」
次男「違う、ねんちょうたん!」
大人「えっ、年少さん?」
次男「うん、ねんちょうたん。」
えーー、もー、どっちなーーん(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)!!
と、私に助け船の要請があります。
大変申し訳ない( ̄^ ̄)!年少です。
次男はそんな感じですが、長男は長男で基本的に滑舌が悪い。更に何故か「さ」が「は」になります。故に非常に聞き取りにくいし、かなり慣れるまで聞き取りは困難を極めるらしいです。
長男「おかあはん、あのはあ、これは二百はんじゅっかい建てやからブウジュハイファより高くてへかいいちやねん!」
私「へえ〜、すごいやんか〜。」
親戚「ちょっと待って!今のん聞き取れてんの?!」
ええ、もちろんですともヽ(・∀・)
最近、数字だけでなく高いビルに魅了されている長男(5歳)。レゴでひたすら高いビルを建てては眺めて過ごす日々です。そんな長男が自分の建築した高層ビルの説明をしていたのが先程の話。
「お母さん、あのさ、これは230階建てやからブルジュハリファより高くて世界一やねん!」
お分かりいただけましたか?
文字に起こせばまだ分かるけど、子供が喋っていると本当に聞き取り難いらしいです。
「え?何て?」
「ごめん、もう一回言ってくれる?」
「ごめん、分からへんわー(´༎ຶོρ༎ຶོ`)」
この年末年始で兄弟二人して何度言われていた事か( ̄▽ ̄;)
たまに通訳しながら「皆様に申し訳無いなぁ」とは思いつつ、コレはSiriの
「すみません、何と仰ったのか分かりませんでした。」
みたいやな〜
いや、どちらかと言えば、サンドイッチマンのネタの
「ちょっと何言ってるのかわからないです。」
っぽいな〜٩( ᐛ )وとかね。今年も年の始めから下らない事を考えて過ごしておりました。
滑舌も、サ行も、タ行も、そりゃあ滑らかに喋ってくれる方が良い。勿論その方が良いのですが、それよりも何よりもその前に!
「おかあはん」
コレがいち早く「お母さん」になって欲しいものですねーーヽ(・∀・)