さわの平凡な日常

普通の主婦の普通の日々をなんとなく。

母と娘のラン活

最近は来年度の新一年生がランドセルを購入するまでの活動の事を『ラン活』なんて呼ぶんですね。私は先月美容室で読んだ雑誌『VERY』で知りました。

そんな訳で『ラン活』なるモノがある事は知っていたのですが、ウチの子はまだ年中だし興味の度合いは正直低かったです。でも意外と身近に『ラン活』をしていた友人がいて、なかなかリアルなやり取りが興味深かったので今日は『ラン活』についてのお話です。


当然ながら友人には今年長、来年度に新一年生のお嬢さんがいます。

素材やデザイン、お値段や使い勝手、色々なランドセルの中から最終的に工房系のモノと好きなブランドのモノの2つに絞って、この2つを実際に見に行って決める事にしたそうです。

実際に見てみるとデザインはブランドの方が可愛いけれど、お値段と質感で工房系のモノに軍配が上がったとの事。

工房系のランドセルの多くが受注生産なんですってね。そしてその受注受付の時期がもうまさに今始まっているそうです。早いなぁ( ̄▽ ̄;)

さて工房系のランドセルにする事を決めた友人一家でしたが、次は色で母娘の攻防戦が。


母「このキャメル色素敵じゃない?」

娘「私、赤かピンクが良い!」

母「えー、このキャメルが絶対に素敵やわー。」

娘「このピンク可愛いよ♡」

母「ママ、このピンクはちょっとねぇー。」

娘「じゃあ、赤は?」

母「赤も良いけど、キャメルの方がお洒落じゃない?」

娘「えー、赤が可愛い…。」


闘いが繰り広げられる事数十分。どんどん白熱するバトル!するととうとう…


「ママがそんなにキャメルが良いならもうキャメルで良いよ(;ω;)」


お嬢さんが泣き出す始末。見かねたご主人が

「娘のランドセルを選びに来ているのにこんなに可哀想な事があるか?!」

と。友人もその言葉に「はっ∑(゚Д゚)!」としたらしく、無事に赤いランドセルを予約して帰って来たそうです。


マジでそんな絵に描いたようなラン活寸劇を繰り広げたんや( ̄▽ ̄;)

ラン活恐るべし!!

彼女曰く、どうも現物を前にすると迷うのと、周りでも同じ様なご家族でのやり取りがあったり、混雑しているから焦りも出るし、そこに各々の好みやらを加味するととてもじゃないけど冷静に話し合えなかったという事です。

いやあ、ラン活恐るべし!!


「ちょっとバカにしてくれてるけどさ、ウチがランドセル買ったって事はさわも『ラン活』一年切ったんやでー!」

と言われて、彼女が取り寄せまくったランドセルの資料をドンともらいました。


バカに…って…


バレてた( ̄▽ ̄;)?!

いやぁ、ちょっとだけね。別にランドセルなんて荷物が入れば何でも良いよ!とまでは思わないし、そりゃあ素敵なモノの方が良いだろうけど…そこまでの熱量が注げないと思っていました。

でもね、もらったランドセルの資料を色々見ていると

「あー、ココのランドセル良いやん♪」

とか、普通に思う。思っちゃうんですよね。

こうなって来るとその辺歩いてる小学生のランドセルとか超ガン見しちゃう(´⊙ω⊙`)


これって、もしや、私『ラン活』始めてるの?

始めてるよね…。認めざるを得ないのでは?


『ラン活』始めました( ̄^ ̄)ゞ


まさか自分の中にVERY妻的要素があったとはね。新発見でした(´⊙ω⊙`)