さわの平凡な日常

普通の主婦の普通の日々をなんとなく。

僕達は男だ!

「性別の話題」
この多様性の時代、以前より格段にデリケートな話題になりましたね。
「女の子らしくしなさい!」
「泣くな!男だろう!」
「男のくせに…」「女のくせに…」
めっきり聞かなくなりました。
性別に対する感じ方の違い以前に、人の性質そのものを性別で括ってしまうというのは確かに些か乱暴な気はします。何でも決め付けてしまうのは良くない。しかし、そうかと言って決め事が無いというのも又少し違う気がします。だって男に生まれたのか女に生まれたのかというのは明らかに違う事でしょう?!そこを
「男でも女でも同じ人間だから違いなんて無いんですよー!」
と何の違いにも触れずにやって行くのはコレ又乱暴な話ですよね。
一体何が言いたいのかと申しますと、
やっぱり子供達には「男」と「女」というモノの存在は教えた方が良いよね♡
という事。人間には性別があるという事実、女の子なんだから、男の子なんだからでは無く、自分が女の子である、男の子であるという事実をただ事実のまま伝えておきたいものです。
そういえばウチの長男(6歳)は3歳児検診で
「ボクは男の子かな?女の子かな?」
と聞かれた時に、
「?(・ω・)??」
となっておりました。女兄弟が居たとすれば多少違いは感じたのかもしれませんが、残念ながらウチに居るのは同じチンチンを生やした弟。長男はあの頃まだ男女の違いはおろか、自分が何であるかの自覚も無かったんでしょうね。それが、幼稚園に通う様になり性別を知る様になりました。制服も違う。オシッコの仕方も違う。「男の子」「女の子」呼び名も違う。そして先生達が言うにはどうやらボクは「男の子」の方らしい。ボクは「男の子」だ!「男の子」なんだ!

ボクは男だー٩( ᐛ )و!!

と、近頃やたらと長男も次男も「男」である事を主張して来ます(−_−;)敢えて男女の違いを植え付けない様に育てているつもりはありませんが、特に私の方から「男のくせに…」的な事も言う事もありません。幼稚園で自分が男の子であると知った子供達、お友達と色々な話をしているうちに自然と男魂が高まって来るのでしょうか。
「僕は男やから『青』が良い!」
「『ピンク』は女の色や!」
「リボンが付いてるからソレは女や!」
「そんな女みたいなん恥ずかしい!」
まぁー、とっても偉そうに「ボク達は男やから」を主張して来ます。性別の違いと自覚が芽生えたのは"成長"として捉えれば喜ばしい事かもしれません。でもね、「そんなに性別を主張して来るのはもはや時代遅れですよ、お兄さん方( ̄∀ ̄)」そして
「せめて『男の子』って言って欲しいなぁ。」
と思うのです。

さてさて、そんな「男」であるウチの兄弟ですが、以前から地味にハマっているモノがあります。それはアクアビーズ。

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こんなヤツですね。BB弾より少し小さいくらいのボール状のビーズで色々な形を作って水で固めるというとても男らしいオモチャです♡
色々な作品を作ろうと思うと色のバリエーションとビーズの数が結構必要になります。先日買い物に出た時にちょうどアクアビーズが売っているコーナーを通りかかったのでビーズを買い足す事にしました。単色のバラ売りやら全てがセットになったもの、色々な色のビーズが大量に入ったモノ、多種多様なアクアビーズ。またすぐに買い足すのは不経済だから5000ビーズ入りのバケツを買う事にしました。
f:id:sawajr:20200303172919j:plain「この5000個入りのバケツを買おう。」
私の提案にノリノリの子供達。水色のバケツに40種類のビーズが5000個。ふと隣を見ると同じ5000ビーズ入りだけど色とビーズの種類の組み合わせが違うピンクのバケツがありました。
「そっちのバケツは違う色が入ってるみたいよ…」
私が内容を確認しようと提案した瞬間、
「僕達は男やからこっちやで!!」
ブルーのバケツを手に取って男を主張して来る二人。
「でもこっち(ピンク)にはキラキラビーズが多いって書いてるよ。」
一応言ってみましたが、私の主張なんて全く聞いておらず、
「僕達は男やから水色やんなー」
"ゆず"レベルのハモりでブルーのアクアビーズのバケツを抱える息子達。別にバケツの色がブルーでもピンクでも大差無いし、それにアクアビーズするのは私じゃないし良いんやけどさ…

男やから男やからって偉そうに言ってるけど…それ『アクアビーズ』やしな( ̄ー ̄)!!
こんなん言いたくないけど、
アクアビーズってまあまあ女っぽいオモチャやと思うよ٩( ᐛ )و

そんな性別のお話でした。